

榎 俊幸「Swallowtail」F8号 パネル、キャンバス、岩絵具、アクリル絵具、金箔
浅埜 水貴「水音」35×56.8×2.5㎝ 岩絵具、水干絵具、金箔、墨、大﨑膠、団扇太鼓、漆(柄部分)
山浦 めぐみ「虚子の庭 -Palm Tree-」M6号 白麻紙、岩絵具、水干絵具、膠、アルミ泥
王 培「和草(にこぐさ)」F8号 白麻紙、箔、岩絵具、墨
鹿間 麻衣「花見猫」M15号 紙本彩色
赤木 範陸「アレンビックとガラス器の静物」F4号 麻布、エンカウスティーク
本展は「海外の視点から見る現代日本絵画と立体表現」を軸に、独特の感性と美を浮かび上がらせます。そこには、日本の風土や歴史に根ざした東洋的な精神性、そして日常にひそむ繊細なまなざしが息づいています。それらは時に静謐で、時に力強く、世界の人々に新たな美のかたちを示してくれるでしょう。
「桃源郷 ‒ The Aesthetics of the East」では、そうした日本的感性を宿す作家たちの作品をご紹介いたします。桃源郷とは、俗世を離れた理想郷を意味する言葉であり、古来より人々が憧れ続けてきた美の象徴でもあります。本展の作品群は、その桃源郷のごとく、鑑賞者を現実からそっと遠ざけ、心の奥に静かな余韻を響かせます。
東洋のアイデンティティを持つ作品が集い織りなす景色は、単なる美の提示にとどまりません。むしろ、現代を生きる私たちが「美とは何か」を改めて問い直す契機となるでしょう。世界と交わりながらもなお失われることのない日本独自の感性を、ぜひご体感ください。
〈出展作家〉赤木範陸 浅埜水貴 安達響 榎俊幸 染谷香理 中堀慎治 藤田薫 宮下舞香 山浦めぐみ 鹿間麻衣 王培 張媛媛
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